伊織のお迎え話
伊織との出会いの前に、私がどのようにしてSDと出会ったのかを簡単に述べたいと思います。
SDとの出会い:私がSDに出会ったのは、2004年の12月後半のことでした。
新選組について調べていた時にふと立ち寄ったサイト様にSDのページがあり、何て綺麗な人形なんだろうと一目で心を奪われてしまいました。その時、一目惚れした人形がSD29番です。私は一目でそのSDの虜になり、SDのことが頭から離れなくなりました。
そして色々調べていくうちにSDはボークスで販売されているといることを知り、29番はフルチョイスできるということでお金を貯めてお迎えするつもりでした。
しかし実はここに落とし穴がありました。
私がSDを知った頃にはすでにフルチョイスシステムは変更されており、スキンも変更され、ヘッド番号も変えられていて29番は存在しなかったのです。
もちろん、29番と同じヘッドは17番として存在していましたが、京都にある天使の里でしかフルチョイスできないようになっていました。
(現在では天使のすみかでも17番はフルチョイスできるようになっています。)
学生である私が京都に行く事なんて滅多に出来ない上に旅費がかかります。 SD自体も、もの凄く高いのでお迎えは当分無理だと諦めていました。
伊織との出会い:私はそれでもいつかフルチョイスする時の参考にしようと思い、よくSDサイトや、ヤフーオークションを眺めて研究していました。
ある日、オークションを見るとワンオフ29番が出品されていました。そのころの私はワンオフとは一体どういう物なのかさっぱり解っておらず、「うわー、この子は顔がとても綺麗だな〜」とうっとり眺めていました。
この時はまさかこの子が家に来ることになるとは、夢にも思っていなくてただ眺めているだけで満足でした。
でも、その時以来そのSDのことが忘れられず悶々とした日々を過ごしていました。暇があればオークションで眺めてはため息をついて、夜も眠れないといった状態でした。
「そんな状態なら、さっさと入札すればいいじゃないか」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、万単位のお金を取引をするなんて私には怖くてなかなかその決心がつかなかったのです。それに、オークションのIDも持っていませんでしたし、その当時の私には無理な事でした。
そんなある日、父が家にやってきました。私は父はオークションを日常的に使っている人なので慣れているし、男性だから安全かな?と思って入札をお願いしました。
いきなり人形が欲しいと言い出した娘に父は驚きましたが、実物を見ずに買うのは良くないということで近くの天使のすみかに連れて行ってくれました。
そこは夢のような世界で、29番も飾ってありました。でも、どの子を見ても心は動かず、やっぱりあの子がいいんだという結論に達しました。
母に人形を買うことの承諾を得て(案の定驚いていましたが、否定はされませんでした)、父に入札の上限を伝えて、とうとうオークション最終日が来ました。
すでに他の方が入札されていたのでドキドキものでしたが、幸い自動延長が掛かっていなかったのであっさり落札され、1月28日に私の家にやってきました。
傷がないかのチェックのためにいきなり母の前で服を全部脱がせてみたり、扱い方がいまいちわかっていなかったため伊織には散々な目に遭わせていますが、どの子が来ても相変わらず私の中で一番の子で、最愛の子です。